フラメンコ

スペインの心、国際的に最もよく知られたアートのかたち

フラメンコは、疑う余地もなく最も文化的にユニークで、最も芸術的に、そして最も情熱的に訴えかけてスペインをかたちづくる要素です。スペインの横顔のすべてに、フラメンコの魂が宿っています。そして、最も親密さを体現できる手段でもあります。なぜなら、コルドバにとってフラメンコは、私たち自身を表現するための方法として、その他にある多くのコルドバの横顔と同じように独自のアイデンティティなのです。また、簡単には訪れることのできない遠方の町ならではの内輪的な親密さゆえに、そしてトラベラーにとっては、どこでフラメンコを目にすることができるのか情報を得ることは難しいかもしれません。私たちカラコルツアーのフラメンコ体験は、皆さまにご満足と驚きを提供できるようにしつらえます。ガイドブックの中には見つけられないでしょう。なぜなら私たちのガイドたちこそがフラメンコのダンサーだからです。彼らが自ら、踵（かかと）の打ちつけ方、ギターの弦の鳴らし方、そして指の鳴らし方を教えてくれるのです。このすべてを通じて、フラメンコという芸術を目の当たりにしましょう。それは語りつくすことはできません。なによりもまず、体験していただきたいのです。

フラメンコの扉を開くための五つ星体験は、15世紀に竣工したポサダ・デル・ポルト（以前は宿泊施設でした）にあるフォスフォリート・フラメンコ・センターを訪問することでしょう。ここでは”フォスフォリート”として知られるコルドバのフラメンコ歌手アントニオ・フェルナンデス・ディアスへのオマージュが捧げられています。フラメンコ愛好者の方も初心者の方も分け隔てなく楽しんで、フラメンコというアートの遺産を紐解いていきましょう。私たちはコルドバ・・・ギター作りの本場にして世界中にギターを輸出してきたこの場所で、フラメンコギター職人たちの技も発見していきます。また、毎年のフラメンコ・ファションショーで披露されるフラメンコダンサーたちが身につける美しい衣裳が作られるワークショップにも参加します。

コルドバは、フラメンコが生まれた当時から今日に至るまで、一流の舞踏家の出身地であり続けています。フォスフォリートやエル・ぺぺに代表される歌い手、ブランカ・デル・レイやホアキン・コルテスのような踊り手、そしてパコ・ペニャやヴィセンテ・アミーゴのようなギター奏者たちは、この地域が生んだ類い稀なスターたちです。またコルドバは、楽器の造り手として著名なペーニャやマルドナドを擁し、優れたギターを愛する人たちを惹きつけてきた土地でもあります。さらに、フラメンコへのトリビュートとして毎年開催されるギターフェスティバルやノーチェ・ブランカ（ホワイト・ナイト、白い夜）など、何千人ものフラメンコ愛好者たちを引き寄せるイベントにおいても、フラメンコというかけがえのないアートをたくさんの人々とシェアし続けます。