コルドバのパティオ

光、色彩、静けさの楽園

2012年に、コルドバのパティオが正式に世界無形遺産として登録されたことを受け、コルドバはメスキータ、旧市街、そしてパティオの3つの世界遺産を有するスペイン唯一の都市となりました。このことはコルドバの暮らしに息づく心地よさという側面への価値ある認証でした。何世紀もさかのぼる伝統として、隣近所の家族が炊事場や共用の中庭としてシェアし、一緒に手入れをしていたのがパティオ本来の姿なのです。1年に一度、彼らは扉を開けて訪問者を招き入れ、彼らの自慢の花々、噴水、デコレーションでもてなしていました。それは毎年５月に開催されるパティオ・フェスティバルとして良く知られ、この時期のコルドバは満開の花々とお祭り気分に包まれます。

けれども、このユニークな見どころを楽しむために毎年５月まで首を長くして待つ必要はもうなくなりました・・・！なぜなら、今や1年間に9ヶ月間、トラベラーの皆さまにパティオの扉が開かれているからなのです！季節によって楽しめるお花の種類は異なりますが、カーネーション、バラ、ゼラニウム、アイビーリーフゼラニウム、ジャスミン、ペチュニア、アジサイ、オレンジの花、トケイソウ、ポインセチア、そしてアロマティックなハーブなど、パティオはいつでもたくさんの花々で溢れています。パティオのオーナーたちは、ガーデニングの秘訣を私たちは教えてくれることでしょう。時には地上3メートルの高さにもなる一番高い場所にある植木鉢に、彼らは一体どうやってお水をあげているのでしょうか・・・？

コルドバに暮らすローカルな人々のプライベートな空間にいざなわれて、この最も親密なツアーを体験してください。パティオで体験することのできるアクティビティは様々で、どれも見逃すことができません。情熱的なフラメンコ舞踊、ローカルなシェフによる料理教室、コルドバ産ワインと一緒に味わう美味しいタパス、そしてもちろん・・・コルドバで体験できる、一番のリラックスタイム。コルドバの魂にようこそ。