トラディショナルな古き良きタバーン

ツアー / 伝統

タバーンを守ることは、時を育むことに似ている 広大なる文学の庭園、アンダルシアで最も快活なる楽しみがある場所

マヌエル・メレロ・ムニョス

トラディショナルな古き良きタバーン

コルドバ風のワイン、タパスの数々

コルドバ市街でいちばんアイコニックなタバーンを巡り、この地域を代表する郷土料理とワインを堪能するツアーにようこそ!あなたのグラスに注がれたワインは、コルドバの夜を楽しみつくすための完ぺきな言い訳・・・それがタバーンです。それぞれのバーには、タパスにぴったり合うよう独自の品揃えでワインを用意されており、私たちがワインを心おきなく楽しめるように手助けしてくれます。世界中で賞賛される、原産地呼称制度で保護されたモンティージャ・モリレス地域で作られるその独特なワイン、 フィノス、アモンティジャードス、オロロソ、パロ・コルタド、を祝福せずにはいられないことでしょう。

タバーンは地中海的な文化に深く直接的に根付いています。古代エジプトにもタバーンが存在したことを示す手がかりが発見されており、ローマ帝国の時代には、タベルナエとして小売店となったり、温かい食べ物とワインを提供するテルモポリアになったりしました。コルドバのタバーンは、私たちの文化に欠くことのできない3つの要素を備えています。ワイン、闘牛、そしてフラメンコです。ワインは地元産で、自前の樽を所有しているタバーンもあります。闘牛のビンテージポスターや、有名な闘牛士(マノレーテは最も有名な闘牛士です)や闘いに倒れた偉大な牛たちの写真が飾られています。そしてフラメンコは、壁を飾る碑文や場の雰囲気そのもの、響き渡る音楽が一体となってテーブルを包み込み、私たちの感情を揺さぶります。

このように、コルドバの忍耐強さと友好の神殿とも言える雰囲気は、エンタテイメントとしてのショーの派手さこそ欠いていますが、むしろその反対に慎み深く、控えめで、謎めいた空気をまとっています。私たちがこのツアーにもたらしたいと願うのは、コルドバの本当の姿です。比類なきコルドバ旧市街と月明かりが照らす夜空に縁取られた夜に、この世のものとは思えないほど素晴らしい芳香と味わいをもたらしてくれるのは、上質なワイン、美味しいタパス、誇りある人々と終わりのない物語です。